初めての方へ

猫背だとどうなるのか？

日常生活

• ストレートネックの原因になる

頭の重さは体重の約10%で60kgの人なら6kg(スイカ1個が約5ｋg)を首だけで支えています。
そのため、首の骨はしなった釣り竿のようになり、カーブがなくなってまっすぐ(ストレート)になっていきます。これによって肩や首の筋肉は常に緊張状態で負荷がかかり、コリや痛みに繋がっていきます。

• 腰や背中、膝に痛みが出やすくなる

背中が丸くなると、腹筋は動かなくなり背筋(腰の筋肉)で身体を支えます。
それにより、上の首や肩の筋肉と同じく背中側の筋肉には負荷がかかり続けてしまいます。
また猫背は足・骨盤の土台が原因なため、下半身の筋肉や関節も必要以上に負荷がかかり、
痛みが出やすくなります。

スポーツ

ほとんどのスポーツでは、フォームが重要です。理想のフォームとは大抵、一番効率良く最大限のパフォーマンスを発揮できる姿勢のことです。
しかし、猫背になると、その姿勢が崩れ、効率が悪くなりロスが大きくなることで、パフォーマンスの低下やケガにも繋がります。

ダイエット

ダイエットにも、姿勢が大きく関わります。前述した運動での効果が下がる以外にも、筋肉が衰え、お腹が出る、筋肉が固くなり血行が悪くなり、
代謝が下がりやすいなどが上げられます。冷え性にも影響があります。

多くの人が勘違いしている猫背の原因

• 支える筋肉がない＆カタイ
• 肩が前に入っている
• ストレートネック（首のカーブがない）

よく、猫背になるのは筋肉がないからという理由を耳にします。多くのテレビや雑誌、病院や治療院でも猫背の原因はこう説明しています。
でも、赤ちゃんは大人より筋肉がないのに猫背ではありませんよね？
実は、これらは猫背がクセ付いたことで起こる結果であり、大元の原因ではありません。原因はもっと別の場所にあります。
この大元の原因を知らず、背中を伸ばしたり、筋トレをしたり、意識をしてもまたすぐに元の猫背に戻ってしまいます。
まずは、なぜ猫背になるのか？猫背のメカニズムを知ることが大切です。

猫背を治す

猫背とは何でしょうか？
医療関係者含め、多くの方は「背中が丸くなっている状態」と考えています。
背中を伸ばせば良い訳です。しかし、そう単純ではありません。伸ばしてもまた戻ってしまいます。
そこでさらに「意識」によって解決しようとします。結果は分かりますね？
そうです、また戻ってしまうんです。
なぜなら、「猫背の方が楽だから」です。
つまり、猫背はバランスを取った結果、仕方なく、なっている状態です。
（=猫背にならないとバランスが取れず倒れてしまう）

この崩れたバランスを整え、習慣化することで、筋トレや意識をしなくても猫背を治すことが出来ます。

猫背は、土台が傾いている結果！

猫背は、土台となる足の指と骨盤が大きく関係しています。
土台が不安定になることで、重心が後ろに傾き、倒れないように背中を丸めて、猫背になってバランスを取っています。
このとき、骨盤も後ろに傾くクセが付いて形状記憶され、座った姿勢でも猫背になりやすくなります。

施術の考え方と方針

ホクセイは「良い姿勢を意識してください」とは言いません。猫背を治す1番良い方法は、猫背に気づくことです。
そのためには、猫背を知ることが重要です。猫背を知り、整体でクセをリセットし、無理なく続けられるセルフケアにより、無意識に良い姿勢をとれるように習慣づけをしていきます。

猫背は戻る？

多くの猫背矯正は、施術をしてもまた元に戻ります。当院の整体も例外ではありません。
良い姿勢を習慣にするのは、元に戻る前に繰り返し、良い姿勢を身体に覚えさせる必要があります。
良い姿勢を覚えさせることで、良い姿勢の方が楽になり、猫背が直っていきます。
初めの数回（当院は5～6回）は1週間以内をオススメしています。その後、徐々に間隔を開けていきます。
良い姿勢が習慣化した後が、月1程度のメンテナンスで、定期的に良い姿勢を思い出させることがオススメです。